手術に来院される方は、罪悪感や痛みはないか?等の手術に対する恐怖心、将来の妊娠は大丈夫?等多くの不安やストレスを抱えて来られる方々である事を十分に理解した上で、当院では34年間事故無く手術をした母体保護法指定医師が、施術し、スタッフ一同細やかな配慮で対応いたしております。
当院では極力痛みの無い様に静脈麻酔にて処置をし、麻酔が覚めましたらその日のうちに帰宅していただけます。
手術は、当日診断(内診及び超音波)同日手術はできません。
まず来院のうえ妊娠週数の確認し手術同意書説明後に手術日の予約となります。手術日は絶食等の術前準備後に手術を行います。当日同意書を必ずお持ちください。極力安全を心がけた日帰り手術を受けていただきます。
内診を含め極力痛みの無いよう心がけています。妊娠週数や合併症・他の諸事情によりお受けできない場合もございます。
手術希望のご本人のみの受診でOkです。また説明ご希望のパートナーとの受診も可能です。ご両名での説明希望の方は受診時に、受付スタッフへ申し出てください。なお電話によるご説明は十分な説明できませんので当院では実施しておりません。
日本での中絶手術可能な週数は法律で妊娠22週未満です。12週未満が初期、それ以上は中期の中絶となり分娩扱いとなり入院対応となりますので分娩取り扱い施設での対応となります。よって当院で日帰り手術が行えるのは、妊娠5週~12週未満となります。
初診時、正常妊娠であることを確認し週数を確定させるために超音波検査等をおこないます。初診料と超音波検査で最低1万円はかかります。
また病気等の異常が見つかった場合は、相談の上保険診療とするか相談をさせていただいたうえで別途価格場合が有ることをご了承ください。
※中絶手術費用:当日の検査費用(採血・心電図等)が含まれています。
※前日、子宮頚管の開大処置を受ける場合は5,100円(税込み)が別途必要となります。
※休祭日の手術に関しては、相談の上別途費用が掛かります。
Q保険は効きますか?
A妊娠は病気ではないので自費診療となります。
Qクレジットカードは使えますか?
Aクレジットカードが使えます。
注)初診時に子宮筋腫等の病気が発覚した場合は症状によって対応させていただきます。
人工妊娠中絶手術には真空吸引法と掻爬(そうは)法という2通りの方法がありますが、当院は、WHO(世界保健機関)でも推奨されている真空吸引法を行っています。
吸引法は子宮の内容物を吸い出す方法で、掻爬法に比べて手術時間も短く、出血も少なく、子宮内膜へのダメージも少ないとされています。
当院では、土曜日手術もおこなっておりますのでお申し出ください。なお日曜・祝日手術に関しましては、ご相談にて対応いたします。
※休祭日の手術に関しては、相談の上別途費用が掛かります。
人工中絶手術は、パートナーとあなたのお二人の同意のもとに行いますので、初診時から同伴にて説明をお聞き下さってもけっこうです、内診・手術の立会いはできません。同伴者に関しては妊婦の身内の方に限定させていただきます。
また電話によるご説明は、本人確認できませんので当院では実施しておりません。
手術当日は、麻酔の掛かり方が個人差ありますので覚醒してもボーとなさる方もおられ、帰宅時にあわせて付き添い者を用意なさる方も居られます。
中絶手術日を初診時に予約していただきますが、手術日前の出血は流産の場合もあるので来院してください。
妊娠初期の中絶手術は、ストレスでつわりがひどくなる時があります。食事ができずひどい嘔吐や、水分が摂取できない場合は事前にご相談ください。
中絶手術当日は、水分・食事の制限があります。(食事をされますと、麻酔がかけられず手術が延期となります。)
食事:手術時間の12時間前まで
水分:手術時間の4時間前までに済ませ、それ以降はお控えください。
当院の手術は、母体保護法指定医師が行い、ネットで見る様な輸血をするなどの大きな副作用に成られた方は、居られませんが痛みは麻酔にて消えても心の痛みゆえに生理が戻らない方が居られますので、術後は基礎体温を付けることをお勧めします。また戻らない場合は、しっかりと治療いたします!
痛い思いは一度限りで充分です。再び痛い経験を避けるために避妊の相談してください。膣外射精は避妊とは言えません、コンドームの使用も何時でも持っているとは限りません、ピル避妊は太る等の副作用を気になさる方が多いですが、最新のピルはそれらの副作用を改善し、むしろ生理痛の治療薬として多くの方々が服用され喜んで居られます。詳しくは(ピル外来のページ)へ。また避妊リングによる避妊方法も対応できます。